スタイラスペンを手に入れたので宮野さんの曲のタイトルを全部書いてみた、話。

お久しぶりですね

 

なんとこのブログ、4ヶ月ぶりの更新でございます

「三日坊主を治したい!」

とかなんとか言って始めたこのブログですが、当初の目的はすっかりどこへやら。

 

まあいいや

 

そんなことより

私Mr.パイナポゥ、スタイラスペンを手に入れました!!!!!

 

手に入れたのはいいものの!!!!

全く用途が思いつかねぇ!!!!!!

どうしよう!!!!

…よし、じゃあ

「とりあえず宮野さんの曲のタイトル、全部書くか」

 

はい。

書きました。

 

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えげつない頻度で曲が出ている

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早くもREMIXが…!

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大文字がめちゃくちゃ多い

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最近になってきたなー、と思っていたら5年も前でビビった

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配信が続々と

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最新!!!!!








と、いうわけで

宮野さんの曲のタイトルを全部書いてみました

 

 

めちゃくちゃ楽しかった

そこまで関係の深くない人に、それとなく宮野さんを布教したい、話。

 

はじめに

少し前から、宮野さんの布教をする際に、なんとなく脳内に作っておいたマニュアル的なものがありました。

最近ツイッターでも、宮野さんに興味あるよ!と言う人を多くみかけるので、折角の機会ですから、自分のためにと文章にしたものを整えました

 

良ければぜひ、ご覧ください

 

 

 

 

 

 

①相手の質問を引き出す

 

趣味を直接聞くのもよし、こちらから質問するもよし、相手との関係によって臨機応変に対応しましょう

 

パターン1:直接聞く

「〇〇さんって、休日は何かしてるんですか?」
「趣味は?」
「どんな音楽が好きなんですか?」

パターン2:質問させる

「平日忙しくて、もう眠くて眠くて」

「最近ずっと○○(仕事や部活、勉強等)つづきで大変ですよね」

 

この後の手順にも通じますが、

大切なのは「あくまで趣味について尋ねたのは『相手』であり、決して『自分』が押しつけたのではない」という状態にすることです。

仲のいい人ならば発狂ハッピー布教でも気持ちが通じますが、今回はあくまでも「“あまり関係の深くない人”に“それとなく”布教する」ということがゴールです。

 

 

 

 


②引き出した質問にぼんやり回答する

 

①で引き出した質問に、ぼんやりと回答しましょう。

私の感覚としては、これが最も効くのは自分より年上もしくは立場が上の人が相手の時な気がします。(学生は特に、学校や塾の先生)

 

質問の例

『僕はよく△△するなあ、君はなにか趣味とかある?』

『私は△△ってジャンルが好きなんだけど、あなたは?』

『忙しいよね〜。趣味の時間とかとれてるの?』

 

回答の例

「私はそうだなあ、●●したり、…あとは、舞台とかライブとか見ますね!」

「△△!私も好きです!うーん、私は●●とか…あ、でも結構なんでも聞くかも。好きなアーティストさんがいて」

「週末とかじゃないとまとまって時間取れなくって、テレビ見たり、動画みたり…ライブみたりします!!」

 

敢えてぼんやりと言うことで、「私の趣味」に対する相手の興味が高まります。

さらに、最初はぐいぐい行かないことで、界隈の安全さや謙虚さもアピールできます。

注意してほしいのは、ここで「アニメ」を入れるとどうしても、流行りのアニメの話に流れてしまいがちなので、避けるか前半に持ってくるのがいいかと思います。「ライブを見る」など推し関連のことは、いくつか挙げたものの最後に、少し溜めて言うと効果的です。アニメの話は④でするのがオススメ

 

 

 

 

 

③ここからが本番です

 

②に対しては恐らく具体的な質問が返ってきますから、ここでようやく人物名を出します。

 

 

質問の例

『そうなんだ!誰?』

 

回答の例

「声優の…宮野真守さんです」

 

 

「声優の…」の前置きが、この後すごく生きてきます。

“オタクって言うほどでもないがアニメ漫画ゲーム好きな層”

ぐらいからには確実に反応がもらえます。

そして、運が良ければ「え、宮野真守って○○だと思ってた」シリーズ*1が引き出せるかもしれません

 

 

 

 

 ④さあ、布教の時間だ!

 

 あとは布教するのみ!!

 

 

質問の例

宮野真守‥ああ!俺、デスノート好きだよ!ほかも色々出てるよね!』

『最近よくテレビで見るよね〜』

『バイナップルの人じゃなかったの…?』

 

回答の例

特にコレ!という回答は考えたことがありませんが、一度に沢山話したり、急に早口にならないようにだけ注意したほうがいいかと思います。

 

アニメの話題であれば、まずはどの世代にも通じるようなタイトル、例えばデスノートポケモンなどから切り込むといいかな、という感じです。

 

 

 

さいごに

この文章は、あくまで自分用の布教マニュアルとして作ったものです。

もちろん(無断転載等しなければ)、会話に活かして頂いても構いませんし、感想や報告も頂けたら泣いて喜びます。(マシュマロはこちら)

ですから、万能ではありませんし、これ通りに会話が進むとも限りません。

その辺りをご理解の上で楽しんでいただけると幸いです!!!

 

 

 

 

*1:

GOLDEN NIGHT の話

久しぶりに更新。

 

昨日(2020/11/14)、私が密かにずっと読んでいた推しブロガーさんが更新されていた記事*1を見て、

あ、そうか!なるほど!

と思ったことがあったので、歌詞解釈をやってみたくなり

更新した次第でございます。

 

 

 

私が「なるほど!」と思ったのはここです。

 

あと、もうひとつ気付いたこととしては、「愛」はあっても「恋」や「好き」は歌詞に入っていないということですね。

 

確かにGNには、このようなワードがありません。

ここで私が思い出したのは、キリスト教においての「愛」です。*2

 

キリスト教の「愛」には、【ストルゲー】【フィリア】【アガペー】【エロス】の4種類があります。

ストルゲーは家族愛、フィリアは隣人愛(友愛)、アガペーキリスト教における真の愛であり、「無限の愛」「自己犠牲的な愛」です。

 

そしてエロス。これは、「性愛」や「自己を満たす愛」です。

元々は(というと少しおかしいですが)、恋心と性愛を司る神の名前であり、

その名前は、端的にいうと「受苦としての愛」に由来しています。

 

 

この神「エロス」には二つの物語があるんです。

長いので、Wikipediaから引用します。

古代においては、若い男性の姿で描かれていたが、西欧文化では、近世以降、背中に翼のある愛らしい少年の姿で描かれることが多く、手には弓と矢を持つ(この姿の絵は、本来のエロースではなく、アモールあるいはクピードーと混同された絵である)。黄金で出来た矢に射られた者は激しい愛情にとりつかれ、鉛で出来た矢に射られた者は恋を嫌悪するようになる。

エロースはこの矢で人や神々を撃って遊んでいた。ある時、アポローンにそれを嘲られ、復讐としてアポローンを金の矢で、たまたまアポローンの前に居たダプネーを鉛の矢で撃った。

 

以降、アポローンの解説記事より

偶然出会ったエロースと彼の持つ小さな弓を馬鹿にしたことから、エロースはアポローンへの仕返しに、黄金の矢(愛情を芽生えさせる矢)でアポローンを撃ち、鉛の矢(愛情を拒絶させる矢)でダプネーを射た。このため、アポローンはダプネーに愛情を抱いたが、ダプネーはアポローンの愛を拒絶した。

エロースの悪戯によってアポローンは彼女を奪おうと追いかけ続け、ダプネーも必死に逃げ続けた。しかし、ダプネーの体力が限界に近づき、ついにはペーネイオス河畔に追いつめられたため、ダプネーは父ペーネイオスに祈って助けを求めた。追いつめたアポローンがダプネーの腕に触れかけたとき、娘の苦痛を聞き入れたペーネイオスにより、ダプネーは月桂樹に身を変じた。

失意のアポローンは「せめて私の聖樹になって欲しい」と頼むと、ダプネーは枝を揺らしてうなずき、月桂樹の葉アポローンの頭に落とした。この故事により、デルポイのピューティア大祭で行われる競技の優勝者には、月桂冠が与えられることになった

 

 

しかもこの話には、別の地方で伝承されてきたバージョンがあります。

 

アルカディア地方やエーリス地方の伝承によると、ピーサ王オイノマオスの息子レウキッポスがダプネーに恋をした。しかしダプネーは男を避けていたので、女装して、自分をオイノマオスの娘だと偽って近づいた。ダプネーは他の女よりも身分が高く、狩りの腕にも秀でていたのですぐにレウキッポスのことを気に入った。しかしアポローン神は腹を立て、ダプネーや他の女たちにラードーン河で泳ぎたいという強い思いを抱かせた。しかしレウキッポスが泳ぎたがらないので、女たちはレウキッポスの衣服をはぎ取り、男であることに気づくと剣で殺した。

なお、セレウコス1世はアンティオキア近郊のダプネ―の地にアポローンの神殿を造営したが、そこにはダプネ―が変身したとされる月桂樹があったという。

 

 

アポローンの神殿には月桂樹があった、ということは、

もうダプネーは永遠にアポローンと離れられないわけです。運命的に。

 

さらのアポローンは、ダプネーを苦しめ(ているように見え)るレウキッポスを殺します。

自らの手は汚していません。レウキッポスを女達が恨むように仕向けた上で、女たち自身に殺させています。

 

 

最後まで拒否し続け逃げ続けたダプネーがアポローンの聖樹になることは、一瞬譲歩にも見えますが

結局、ダプネーはアポローンに「just only you」してしまう。

 

すると、「keeping love again」は「恋を嫌悪する『君』に、愛(エロス)を再び持って欲しい」というふうにも解釈できます。

 

 

ここで注意しておきたいのは、

ダプネーがエロスによって忌諱するようになったのはあくまで「恋」に過ぎない、ということです。

つまり、エロス以外の「愛」はこれまでと変わらず存在しています。

 

最終的にダプネーがアポローンの聖樹になった時、彼女がアポローンに向けた愛は、エロスではなくフィリアだとも言えます。

 

アポローンはエロスを持ってしてダプネーを「愛」したわけですが、ダプネーがアポローンに向けた「愛」は友愛にすぎません。

 

もちろん、友愛や隣人愛は素晴らしいものですが、

彼らの場合、もう決定的にすれ違ってしまっている。

 

GNでは冒頭に、たった一度だけ「電光石火の『恋』」というワードが出てきますが、つまり“僕”の「愛」はエロスであるということになります。

 

"君"が"僕"に対して「愛」の感情があったとして、それはエロスではないのでしょう。

 

 

 

というわけで私は、『Why don't you think?―』をこんな風に訳してみました

 

 

どうして僕を想わないの?

僕は君の為に、奴を殺してひれ伏したのに。
美しい夜伽をしよう
僕が君を欲するか、そんなことわからなくてもいい。
僕を想うはずの君だけが、僕を極致へと導けるのだから。

 

 恐らくこの「夜伽」も「極致」に関しても、"僕"と"君" で同じ認識になるということは起こり得ないのでしょう。

 


GNが報われない恋なのは、「噛み合うことのない愛のすれ違い」なのではないかな、と感じます。

 

因みに、エロスのもう一つの物語はこちらです

 

 ヘレニズム時代になると、甘美な物語が語られるようになる。それが『愛と心の物語』である。地上の人間界で、王の末娘プシューケーが絶世の美女として噂になっていた。母アプロディーテーは美の女神としての誇りからこれを嫉妬し憎み、この娘が子孫を残さぬよう鉛の矢で撃つようにエロースに命じた。

だがエロースはプシューケーの寝顔の美しさに惑って撃ち損ない、ついには誤って金の矢で自身の足を傷つけてしまう。その時眼前に居たプシューケーに恋をしてしまうが、エロースは恥じて身を隠し、だが恋心は抑えられず、魔神に化けてプシューケーの両親の前に現れ、彼女を生贄として捧げるよう命じた。

晴れてプシューケーと同居したエロースだが、神であることを知られては禁忌に触れるため、暗闇でしかプシューケーに会おうとしなかった。姉たちに唆されたプシューケーが灯りをエロースに当てると、エロースは逃げ去ってしまった。

エロースの端正な顔と美しい姿を見てプシューケーも恋に陥り、人間でありながら姑アプロディーテーの出す難題を解くため冥界に行ったりなどして、ついにエロースと再会する。この話は、アプレイウスが『黄金の驢馬』のなかに記した挿入譚で、「愛と心」の関係を象徴的に神話にしたものである。プシューケーとはギリシア語で、「心・魂」の意味である。

プシューケーとの間にはウォルプタース(ラテン語で「喜び」、「悦楽」の意。古典ギリシア語ではヘードネー)と言う名の女神が生まれた。

 

 

 GNやアポローン達の物語が「噛み合い得ない『愛』」の話ならば、

こちらは「噛み合わせることができた『愛』の向き」の物語、といったところでしょうか。

 

 

 

 

 

当記事で引用させて頂いたおくらさんのブログはこちらです

 

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

*1:

golden-night.hatenablog.com

*2:念のため書いておくと、キリスト教(カトリック)の知識は多少ありますし、聖書も読んだことはありますが、決して敬虔な信者というわけではありません。というかクリスチャンでもないです。ですので、多少の違いがあるかもしれないこと、ここに記しておきます。誤り等ありましたら、是非教えてください。

LAST DANCEと光射す方への話。

youtu.be



 

 

 

 勿論同じ人が作詞作曲した一連のアルバムとかではないので、あくまでいちファンの妄想といいますか、二次創作的な感覚で読んでいただけると幸いです。

 

 

 

 

ラスダンが"to夜"な感じで、ヒカサスが、夜から朝っぽい感じなのが最高に最高*1

ジャケットの背表紙(?)もラスダンは黒でヒカサスは白だったので、よりその印象があるんですよね

 

 

 

M1、LAST DANCE*2では「僕」が「君らしく暴れていいんだ」「一晩中踊ろう」と導いてくれます。

2番のラップの部分でも、手取り足取りステップを踏ませてくれる。

『僕の全てを好きにすればいい』という歌詞に一瞬宇宙猫になりましたが、これも含めて「君らしく暴れ」られるように“僕”が導いてくれてるんですよね。

 この感覚、愛の詩*3にも近いな、と思ったんですが、やっぱり私の大好きな由潮さんの作詞でした。

 

 

M2、Beautiful Nightで僕にとっての流星である君と、君にとっての流星である僕が互いを照らすわけでして。 その中には、自分が相応しくないかもしれないっていう不安もあるし、傷つけ合ったり、すれ違うこともある。

 

M3のOkay. で「君」は「僕」に、「今日の君は昨日の僕だから、心配はいらないよ 大丈夫じゃなくても大丈夫だよ」と言われる

 

で、その後の歌詞で、「君には君を信じる強さを 僕には君を信じる愛を」って出てくる 僕にとっての“君”の姿は、“昨日の僕”でもあるわけで。

 

今の“君”に「だいじょうぶじゃなくてもだいじょうぶ」と言ってあげられるのは、It’s ok not to be ok を経験した僕だからこそであって "昨日の僕"がそう言えるようになったのは、自分を信じることが出来たから

 It's ok notも含めて"君自身"を愛するし、そうしてきた"昨日の僕"のことも愛するんですよ…! 天才すぎる

 「上手くいかない、大丈夫じゃなかった事も含めて今の自分なんだ、だから君も大丈夫だよ」(この、僕が信じる君を信じろ、みたいなの最高過ぎません?????)と歌ったあと、その次に出た曲が光射す方へなのやばすぎる。

 

光射す方への自分は、"今の君"のことで"昨日の僕"のことでもあると思うんですよ。 でも、"今の僕"も悩みだとかが一切ないってことはなくて、乗り越えたなりの某と向き合ってるはずで。 言うなれば"現在形の僕"の思いなんじゃないかな、と。 とくにラスサビでそれが顕著に表れてる気がする

 

Follow Me Nowでは、浮かない顔をして無理をしている人たち(≒君)にむけて、僕が「今夜はわすれて楽しもう!」「今夜は楽しい夜を一緒に過ごそうよ!」って言ってくれるんですよ。 しかも「みんなで楽しい方が楽しいじゃん!(意訳)」って言ってくれるの。 そんで踊るの。

 

LAST DANCEでは、僕が手取り足取りって感じだったけど、 Follow Me Nowの方は、私達が自分で、自分の思う通りに踊るわけですよ。 君が君を信じたことを、僕が信じる僕が愛して、信じているからこその「自ら踊る」っていう行為 余りにも最高過ぎる。

 

 

LIFEの歌詞は、マジで、本当に天才。marhyさん神。 Beautiful Nightでは、「照らし合い輝き合うお互いが、お互いの流星で、お互いを未来へ導く」ってことがかかれてたんですけど LIFEで「月がみえない夜は未来さえ失ったり」って書いてあるんです。 やばくない?

 

 

 

 

 

*1:本記事では、シングルタイトルのLAST DANCEと光射す方へを「ラスダン」「ヒカサス」と略称で表記しました。正式名称で書いてある方は曲名です。

*2:LAST DANCE|Discography ディスコグラフィー|宮野真守 OFFICIAL WEB SITE

*3:https://j-lyric.net/artist/a04cff7/l02e566.html